アメリカ人の彼とアプリ内でやり取りをして3日後のこと。
彼の名前をリアム(仮)としよう。
その日はリアムと理想の恋愛や結婚について話していたのだが、
最近困ったことがあったそうだ。
「アプリを使っていると多くの人がセックス目的で交流してくるので、
私はとても嫌な思いをした。だから私はもうこのアプリをを使いたくありません。
お互いのことをもっと知りたいので、LINE交換しよう。」
え?LINE?
一瞬、戸惑った。
なぜならLINEを聞いてくる手口はまさに【ロマンス詐欺】。
あ~やっぱりかぁ、と少し残念に思ったのが半分。
もう半分は「まさか、私のことが…?」
私は秒速OKし、LINE交換をした。
数日という短い日数ではあるが、毎日やり取りする中で
リアムの人柄や性格を分かっていたつもりでいたのだ。
もしかしたら詐欺じゃないかもしれない、本当に私のことを気に入ってくれてるのでは…?
どちらかというとこちらの感情の方が多くを占めていたので、
本当は半々ではなく2:8くらいの割合かもしれない。
久々に好いてくれる人がいるとこんなにも簡単に落ちてしまうものかと、
身をもって実感した午前1時の出来事。